7月 24 2019

私の結婚が決まり、数ヶ月後には家を出ていく事になりました。長い間母とは沢山の時間を一緒に過ごしてきましたので同じ家で生活する時間はあとわずかなのだなと思うととても寂しい気持ちになり、また母も同じ気持ちだったと思います。そこで最後とは言わずとも結婚前に母と二人で思い出を作ろうという事で旅行へ行く事にしました。

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まずは近場でちょうどスーパーの応募券で当たったエントランスの日帰り旅行にバスで参加しました。バスツアーは乗っていれば色々な場所に連れて行ってくれるので、楽です!そしてお酒も飲めるのでお昼処で母と一杯ずつ頂きました。移動時間が多かったので母ともゆっくり話すことができました。次はお互いの休みが数日間取れたのでせっかくなら遠出をしようという事で広島へ行くことになりました。せっかく田舎の方面へ行くのだからと季節は紅葉が綺麗な秋を選びました。

広島へ行くのだから一度は目に入れておくべきであると思った原爆ドームへ行きました。原爆ドームの近くには原爆資料館もあり、戦争の悲惨さ、悲しさを目に焼き付けてきました。その後には広島城へ行きお城とその周りの景色を楽しみました。広島市内の町並みも楽しみましたがその中でも印象に残っているのは道路を走る路面電車です。

私の地元にはバスか電車、地下鉄が主流ですので路面電車は見た事がなく、とても感動しました。実際に乗ってもみましたが路面電車に乗っているだけで楽しく、またそこから見る景色もそれだけで特別な物に感じました。翌日には宮島へ行き、あの有名な鳥居を見学し、その周辺で売られている様々な名物を食べました。広島と言えばの牡蠣を焼いた物がとても美味しかったです。

とにかく広島で食べた食事はどれも美味しく、食べる事が好きな私達にとって一番楽しい思い出になりました。お好み焼き屋さんばかりが立ち並ぶお好み村というフードテーマパークがあるというのを前もって調べておきましたので一日目の昼食は早速そこへ行ってみました。お好み村というだけあり本当に様々のお好み焼き屋さんがあり、沢山の観光客で溢れていました。修学旅行であろう小学生達も先生に引率されそれぞれのお店に入って行っていました。

お好み焼き屋ではお好み焼きはもちろん、牡蠣の鉄板焼きなどもメニューにありそれもとても美味しかったです。その他にもこの旅行中に食べた名物、汁無し担々麺、尾道ラーメン、もみじ饅頭、ぺったらぽったらなどどれを食べても本当に美味しくお腹が何個あっても足りないぐらいでした。また、名物とは違いますが、居酒屋で食べたお刺身がとても新鮮で美味しかったのも印象的でした。

現地で食べたものではありませんが、広島のスーパーで購入したレモスコという調味料もとても美味しかったです。唐辛子の辛さとレモンの酸味がとても癖になります。このように現地のスーパーにしか売っていないような食品や調味料を探すのもとても楽しかったです。お土産に何本が購入しました。使うたびに楽しかった思い出が蘇ります。

広島市内は割と狭く、道に迷うことも少なかったですが、地下に入った時にだけとても迷ってしまった事が失敗体験でした。目的地から目的地の移動の途中に地下街へ入り、移動しようとしたのですが、今自分達が居る位置が全く分からなくなってしまい、思っていた所とは全然違った場所に出てしまい、かなりの時間ロスになりました。

結局また地下へもぐり、地下へと入ってきた入り口まで戻り地上から行くという方法をとりましたが、時間を取られただけでなく、階段を上ったり降りたりという行動で体力も使ってしまい少し休憩の時間を設け、そこでも時間を使ってしまいました。時間が無かった訳ではないので大した失敗ではありませんが、せっかく限られた時間の中での旅行でしたので、そのような無駄な時間を過ごしてしまった事が少しだけ悔やまれました。しかし、通りすがりの人に道を尋ねた時にはその方がとても親切に教えて下さり、地元の方の優しさに感動したのは良い思い出です。